
病院で爪切りをお願いしたら断られた…なんで?

毎回病院に行くのは私もうちの子もストレス…
断られる背景には“現場の事情”や“安全面への配慮”があります。

動物病院で爪切りをお願いしたのに、断られたり嫌がられたりしたことはありませんか?
今回は、こんなお悩みを解決していきます。

こちらのポイントに沿って、お伝えしていきます。

獣医師パパ監修の元、詳しく解説しますので安心して読み進めてくださいね。
\自宅での爪切り対策はこちら/
動物病院が爪切りしてくれない理由は?自宅ケアの方法も紹介
「病院なのに爪切りしてくれないの?」と驚く飼い主さんも少なくありません。
実はそれには、現場ならではの理由があります。

一緒に学んでいきましょう!
① 安全に保定できる人員が足りない
- 中型犬・大型犬では2〜3人が必要なことも
- スタッフの人数が確保できないと対応不可
安全に保つためには、動物の動きをしっかり押さえる「保定」が必要です。
動物の大きさや性格によっては、多くのスタッフを要するため、対応できない場合があります。
② 動物が強く抵抗してしまう
- 暴れる・噛みつくなどで危険がある
- 無理に押さえるとトラウマの原因に
爪切りが怖い子には、病院側も無理に施術せず、動物の精神的負担を避けるために断るケースがあります。
③ 爪切りだけでは単価が安い
- 診察なしの施術は利益が出にくい
- 混雑時には後回しになることも
動物病院で犬や猫の爪切りをしてもらう場合にかかる費用は、病院にもよりますが平均で500円ほど、高くても1000円くらいです。
病院によっては、混雑状況や収益性を考慮し、診察以外の処置を制限することがあります。
時間がかかる割に利益が少ないことが理由になる場合もあります。
④ 診察の混雑時は断られることも
- 緊急対応や処置が優先される
- 繁忙時間帯は特に断られやすい
混雑時や緊急対応の多い時間帯には、命に関わる診療を優先するため、爪切りなどの処置を見送られることがあります。
⑤ 病院ごとの方針で対応が異なる
- 爪切りはサロン推奨という方針も
- 担当医の考え方によって変わる
動物病院によっては「日常ケアは飼い主さんかプロのトリマーへ」という方針を取っていることもあります。
事前に問い合わせるのが安心です。
爪切りしてくれないときは?自宅ケアの基本【犬・猫別】
病院で断られたからといって諦める必要はありません。
ご自宅で安全にできる方法もありますので、犬と猫でそれぞれ分けてご紹介します。
① 犬:月1回を目安に
- 爪が長いと歩きづらくなる
- 爪が折れたり関節に影響が出る場合も
犬は散歩で削れることもありますが、爪が長すぎると痛みや変形の原因に。月1回を目安にチェックしましょう。
② 犬:嫌がる場合は慣らしから
- 爪切りの道具に慣らす
- 足先を触る練習から始める
爪切りが苦手な子には、いきなり切るのではなく、まずは足や爪を触られることに慣れることから始めましょう。
1日1本だけでもOKです。
③ 猫:基本は必要最低限でOK
- 室内飼いなら月1〜2回程度で十分
- 爪とぎで自然に削れることも
猫の場合は、犬ほど頻繁に切らなくても大丈夫なことが多いです。
ただし巻き爪には注意が必要です。
④ 猫:肉球に当たる爪だけでも切る
- 前足の親指(狼爪)は特に注意
- 巻き爪になりやすい部分を重点的に
猫の爪の中でも特に巻きやすい部分を優先的にカットすれば、最低限のケアでも安心です。
⑤ 共通:焦らず安全第一で行う
- 一度に全部切らなくてもOK
- 出張トリマーやサロンも活用できる
自宅で無理に行わず、どうしても難しい場合は、出張トリマーや爪切り専門サービスの利用も選択肢に入れてみましょう。
Q&A:動物病院の爪切りに関するよくある質問
最後に、実際によくある飼い主さんの悩みをQ&A形式で解説していきます。
Q1:動物病院で爪切り中に暴れます。どうすれば?
A:保定できるスタッフが不足していたり、動物が強く怖がっていると断られる場合があります。
まずは自宅で少しずつ慣らす練習が大切です。
Q2:猫が爪切りを嫌がる時の対策は?
A:短時間・少しずつ慣らすのがコツです。
寝ている時を狙ったり、肉球を触るだけの日をつくるのも有効です。
Q3:トリミングサロンで爪切りだけお願いできますか?
A:多くのサロンで爪切りのみも可能ですが、料金や予約の有無は事前に確認しましょう。
Q4:犬の爪切りだけを動物病院にお願いできますか?
A:病院によって対応が異なります。電話などで爪切りのみの可否・予約方法を確認してから訪問しましょう。
まとめ:無理にやらなくてOK!爪切りは“手段”のひとつ
病院で爪切りを断られるのは、動物や飼い主のためを思ってのことも多いです。
無理にやろうとせず、慣らしやサポートを活用しながら、できる範囲でケアしていきましょう。
爪を切ることよりも、動物との信頼関係や安全性を優先する姿勢が大切です。

