
うちの猫、シーバデュオが大好きなんだけど…体に悪いの?

市販のおやつの安全性が気になるな。
シーバデュオをはじめとした市販フード・おやつの安全性について分かりやすく解説します。

今回は、こんなお悩みを解決していきます。

こちらのポイントに沿って、お伝えしていきます。

獣医師パパ監修の元、詳しく解説しますので安心して読み進めてくださいね。
シーバデュオは体に悪い?市販フード・おやつの安全性
結論、シーバデュオは「少量をおやつとして与える分には大きな問題はない」と言えます。
ただし、主食にできるほど栄養バランスは整っていないため、与え方と頻度がポイントになります。

一緒に勉強していきましょう!
シーバデュオは体に悪い?
①主食ではなく「おやつ」
- シーバデュオは総合栄養食ではない
- 栄養バランスが偏っており、主食代わりにはNG
猫はもともと肉食性の強い動物なので、犬に比べてたんぱく質や脂肪を多く含むフードを与える必要があります。また、人間や犬は体内でタウリン(アミノ酸の1種)を作れますが、猫は作れないので、タウリンが十分に含まれたフードを与えないと、目の障害や心臓疾患を引き起こしてしまうこともあります。
パッケージに「おやつ」や「間食」と表示されている商品を、毎日の主食にすると栄養が偏ってしまいます。
あくまで主食は総合栄養食を選び、シーバデュオは補助的に使いましょう。
シーバデュオは体に悪い?
②添加物は安全基準を満たす
- 香料・着色料が含まれている
- 安全基準を満たして製造
ペットフードに使用される添加物は、まず初めにペットフード公正取引協議会でルール化され、使用した原材料(添加物を含む)全て記載するよう義務化されました。
食品添加物の存在が気になる方も多いですが、国内で流通する全てのペットフードは、この基準をクリアしなければ販売が出来ません。
敏感な猫や、無添加志向の飼い主さんは、成分表をしっかり確認して選ぶことが大切です。
シーバデュオは体に悪い?
③与えすぎるのはNG
- 高嗜好性により猫が欲しがりやすい
- 食事の代替になると栄養不足や肥満のリスク
おやつの与えすぎは、主食の摂取量低下につながります。
結果的に必要な栄養素が不足したり、カロリー過多で体重が増加する可能性があります。

シーバの商品には、ドライ・ウェットフード・シニア用など幅広い種類があります!
猫の市販フード・おやつの安全性と上手な選び方

市販のおやつやフードは便利ですが、どれも適正量と正しい与え方を守らなければいけません。
正しい知識を持って選ぶことが、猫の健康を守る第一歩です。
猫の市販フード・おやつの安全基準
- AAFCO(米国飼料検査官協会)
- FEDIAF(欧州ペットフード工業会連合)
- 日本の飼料安全法やペットフード安全法
これらの基準をクリアしている製品は、安全性が確保されています。
特に大手メーカー製のフードやおやつは、厳しい品質管理のもと製造されています。
猫のおやつの与え方と量の目安
- おやつは1日のカロリーの10%以内に抑える
- 「特別なときだけ」と決めて与える
- 複数回に分けて少量ずつ与える
与え方の工夫で、健康への影響を最小限に抑えることができます。
毎日与えるのではなく、イベント的に与えることで特別感も演出できます。
猫のフードの安全性を高める工夫
- 無添加や低カロリーのおやつを選ぶ
- 成猫・老猫・子猫に合わせた商品選び
- 毎回与える前に体調チェックを
おやつ選びの段階で、安全性を高める工夫が可能です。
体重管理中の猫にはカロリーカット製品を選び、持病がある場合は獣医師と相談しながら選ぶのがおすすめです。
【Q&A】猫のシーバデュオに関するよくある悩み

最後に、実際によくある飼い主さんの疑問をQ&A形式で解説していきます。
Q1:猫がシーバしか食べないのは大丈夫?
A:嗜好性が高いため、シーバばかりを欲しがる猫もいますが、おやつだけでは栄養は足りません。
ですが、体調が悪い時に食欲対策として与えたり、少量しか摂取出来ない老猫には、おやつだけでも食べられる分を与えることはあります。
Q2:猫がシーバを吐くことがある?
A:早食いや体質によって、食後に吐く猫もいます。
シーバは柔らかい中身が含まれており、一気に食べると消化不良の原因になることも。
小分けにしてゆっくり食べさせましょう。
まとめ:猫のおやつは適量を守り楽しもう
シーバデュオをはじめとする市販おやつは、適量を守れば体に悪いものではありません。
ただし、主食代わりにせず、ご褒美やコミュニケーションの一環として賢く取り入れることが大切です。
「おやつは楽しみ、主食は栄養源」と考え、猫の健康を第一に選んであげましょう。
適切な知識を持つことで、猫との暮らしがより豊かで安心なものになります。