
気付いたらまた値上げだ…正直続けるのがきつい…
2025年の9月からまた値上げしたんだ…

でも、療法食だから他のに変えるのも怖いな…
ロイヤルカナンを続けたい気持ちと、家計への負担との板挟み…人間もペットフードも物価高は辛いですよね。

今回は、こんなお悩みを解決していきます。

こちらのポイントに沿って、お伝えしていきます。

獣医師パパ監修の元、詳しく解説しますので安心して読み進めてくださいね。
ロイヤルカナン値上げしすぎ!飼い主の声と対策&代替え案
ロイヤルカナンは世界的に信頼されているフードですが、ここ数年で度重なる値上げが話題になっています。
原材料や物流コストの上昇、品質維持のための基準強化などが影響しており、さらに購入できる場所の制限も進んでいます。
飼い主さんの声を紹介しながら、知っておくべき背景と具体的な対策を整理します。

一緒に学んでいきましょう!
①ロイヤルカナンの値上げはなぜ?
- 原材料(肉類・穀物・オイル)の価格高騰
- 輸送費・エネルギーコストの上昇
- 品質基準や規制強化によるコスト増
2025年9月の改定でもドライフード・ミルク製品の価格が引き上げられました。
今回の値上げに関しては、療法食の価格は据え置きのようですが、今後も同様の流れが続く可能性があるため、飼い主はこまめに公式発表を確認する必要がありますね。
②近年、購入できる場所が限定された
現在ペットショップ、ホームセンターや認定オンラインストア以外でロイヤルカナン食事療法食を購入していますが、2024年10月以降は購入ができなくなるのでしょうか。
→2024年10月以降、動物病院以外の実店舗(ペットショップ、ホームセンターなどの販売店)や認定を受けていないオンラインストアではご購入いただけなくなります。 動物病院、ロイヤルカナン公式オンラインストア「ベッツホームデリバリー」または認定オンラインストアでご購入ください。

下記は、認定実店舗での販売に関する最新情報です。
最初の認定実店舗として、9 月 26 日(金)より、全国のペテモ(イオンペット直営ペット専門店、計 200 店舗)にて販売を開始します。
出典:ロイヤルカナン>ロイヤルカナン食事療法食、販売チャネルが拡充
- 食事療法食に関しては、購入できる場所が限定された
- 店頭販売が縮小され、公式通販への移行が進んでいる
- 偽物や非正規ルート品を避けるための仕組みでもある
- 獣医師の適切な栄養管理のため
購入場所が限られるため、従来の価格比較が難しくなり、さらに割高感を感じやすくなっています。
③公式通販「マイ ロイヤルカナン」活用
- 正規品保証・安定供給が受けられる公式通販サイト
- 5,500円以上で送料無料、限定商品の取り扱いあり
- 価格改定や販売制限の最新情報も早く得られる
長期的に利用する場合、安心感と利便性が大きなメリットとなります。
④公式の定期便やまとめ買いで節約
- 定期便を利用すると割引や送料無料特典がつくことが多い
- まとめ買いで1袋あたりの単価を抑えられる
- 消費量を把握し、保管環境を整えれば食品ロスを防ぎながら節約可

まとめ買いする時は、ペットフードの賞味期限を必ず確認しましょう!
酸化対策している飼い主さんもいるようです。
⑤楽天などでポイント還元狙い
- 楽天市場の「お買い物マラソン」「5と0のつく日」などで還元率アップ
- Amazonセールもコスト削減に有効
- 実質価格を下げられる一方、正規代理店かどうかを必ず確認する必要あり
安全性を担保しつつ賢く還元を活用しましょう。
⑥家計に応じて継続可否を判断
- 値上げが続く中、無理に継続すると家計を圧迫する
- 健康と経済のバランスをとり、場合によっては代替フードを検討
- 療法食は獣医師相談が必須、一般食は成分比較しつつ慎重に判断

ここまでの値上げとなると、「どこまで続けられるか」を冷静に見極め、家計と相談する必要がありますよね。
ロイヤルカナンの値上げ:代替案と注意点

値上げをきっかけに「別のフードに変えたい」と考える飼い主さんも少なくありません。
しかし、特に療法食の場合は自己判断で切り替えるのは危険です。
ここでは代替フードの選び方や注意点をまとめます。
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①療法食は必ず獣医師相談
- 腎臓、消化器、泌尿器、アレルギーなど、病態ごとに栄養設計されている
- 適切な代替を選ぶには、獣医師との相談が必要
- 誤った切り替えは、症状の悪化や体調不良につながる恐れあり
療法食は、単なる「ごはん」ではなく「治療の一部」です。
自己判断で切り替えたり、定期健診をせずに同じ療法食を継続すると、栄養不足・栄養過多となり他の疾患を発症する可能性もあります。

定期健診をせず、昔勧められた療法食をずっと継続している飼い主さんも意外と多いです。
②一般フードなら他フードへ変更検討
- たんぱく質、脂質、カロリー、ビタミン・ミネラルの数値を比較
- 成分が大きく異なると、下痢や嘔吐などの消化器トラブルの原因に
- メーカーの信頼性、原材料の産地や品質管理体制も確認ポイント
一般フードを与えている場合、愛猫や愛犬の健康を考えた質の高いフードは他にもあります。
「似たようなフードなら何でもいい」ではなく、数値や品質をしっかりチェックしましょう。
③ペットフードの切り替えは徐々に行う
- 最初は旧フード80%+新フード20%からスタート
- 1〜2週間ほどかけて、新フードの割合を徐々に増やしていく
- 切り替え期間中は、便の状態・食欲・元気などを観察
フードを急に切り替えると、消化器に負担がかかることがあります。
動物の体調を見ながら、ゆっくり段階的に移行するのが基本です。
④ペットフードは安価なだけで選ばない
- 安価なフードは、原材料や栄養バランスに不安があることも
- 栄養不足や体調不良で、結果的に医療費がかさむ可能性
- 長期的に与えるものだからこそ、「価格 × 品質 × 安心性」のバランスが重要
「コスパがいい」は大事ですが、体調を崩して通院や投薬が必要になっては本末転倒。
継続できる予算内で、質のよいフードを選ぶことが飼い主としての賢い選択です。
⑤国産や他社ブランドも検討
- 国産プレミアムフードや信頼できる他社ブランドも増えている
- 成分や原材料にこだわる製品が選択肢として有力
- 新しいフードを試す際も、「成分比較」や「徐々な切り替え」のルールを守る
ロイヤルカナンだけにこだわらず、国産や他の優良ブランドも選択肢として検討してみましょう。
【Q&A】ロイヤルカナンの値上げに関するよくある悩み

最後に、実際によくある飼い主さんの疑問を Q&A 形式で解説していきます。
Q1:ロイヤルカナンが高すぎる…他にいい選択肢ある?
A:はい。他のプレミアムブランドや国産フードを検討できます。
ただし、療法食や特別な健康状態がある場合は、獣医師と相談して慎重に選ぶ必要があります。
Q2:ロイヤルカナンが高い!代わりは何がいい?
A:現在使っているロイヤルカナンと似た成分構成のフードを探し、切り替え時には徐々に混ぜて慣らす方法で進めるとリスクを抑えやすいです。
Q3:安価なフードに変えたらお腹を壊した…これは普通?
A:急な切り替えは消化器に負担をかけやすく、下痢や嘔吐を引き起こすことがあります。
切り替えは段階的に進め、体調を慎重に観察しましょう。
Q4:療法食を他社製品に変えていい?
A:療法食は病態別の設計がされているため、安易な変更は危険です。
必ず獣医師と相談し、動物の状態を見ながら代替案を選びましょう。
Q5:まとめ買いはしない方がいい?
A:保存方法(湿気、直射日光、高温避けるなど)をしっかり管理すれば使える期間は延ばせます。
ただ、過度なストックはリスクもあるため、適量を見極めて購入するのが賢明です。
まとめ:ペットフードは無理なく続ける方法を見つけよう
ロイヤルカナンの値上げは飼い主にとって大きな負担ですが、購入方法を工夫することで節約は可能です。
どうしても続けられない場合は、獣医師と相談しながら代替フードを検討しましょう。
最終的には、無理なく続けられる方法を見つけることこそが、愛犬・愛猫の健康を守る第一歩です。