
友達は、寝る時はケージに入れてるって言ってた!

猫にとって良くない事なのかな?
一緒に寝てくれると嬉しい気持ちになりますよね。

猫と一緒に寝る幸せを感じつつ、寝てはいけない理由はあるのかな?と不安になることもあるでしょう。
今回は、こんなお悩みを解決していきます。

こちらのポイントに沿って、お伝えしていきます。

獣医師パパ監修の元、詳しく解説しますので安心して読み進めてくださいね。
猫とは一緒に寝ない方がいいの?飼い主と寝る理由も紹介

愛猫と同じベッドで過ごす時間は、飼い主にとってかけがえのないひとときですよね。
でも、健康面や生活面で気をつけたい点があるのも事実。
まずは、その具体的な理由を見ていきましょう。
猫の平均睡眠時間は1日12〜16時間。
自然界の中での危険をすぐに察知できるよう、「浅い眠りを長時間」というのが猫の睡眠サイクルの基本です。飼い主が近づいたらすぐに目を覚ますのは、野性時代の習慣にあるといわれています。

猫の睡眠時間長く、猫にとっても大切な時間!
猫と一緒に寝ない方が理由
①猫アレルギーの悪化
- 寝具に猫の毛やフケ、唾液が付着しやすい
- アレルゲンが枕や布団に溜まり、吸い込む機会が増える
- 軽度のアレルギーでも症状が慢性化する恐れあり
アレルギーがある場合、就寝中の密着は特に悪化の原因になります。
くしゃみや目のかゆみなどの症状が続くようなら、寝る場所を分けることも検討しましょう。
猫とは一緒に寝ない方がいいの?
②睡眠の質が下がる
- 夜行性のため、深夜に動き回る
- 顔の上に乗ってきたり、トイレの音で目が覚めることも
- 気を使って熟睡できないという人も多い
可愛いけれど、安眠を妨げられては健康にも影響します。
特に睡眠の浅いタイプの人は、一緒に寝ることが負担になるケースも少なくありません。
猫とは一緒に寝ない方がいいの?
③子猫を押し潰すリスク
- 子猫は骨や体が非常に柔らかく、寝返りで潰してしまう危険性あり
- 無意識のうちに毛布をかけてしまうことも
- 特に子どもと一緒に寝ている家庭では要注意
子猫期は特に事故が起きやすいタイミングです。
ふとんの中に入れたまま寝るのは避け、安全な寝床で休ませましょう。
猫とは一緒に寝ない方がいいの?
④感染症やノミ・ダニの懸念
- 外に出る猫はノミやダニ、菌を持ち帰ることがある
- ベッドに入ることで人間にも移る可能性がある
- 完全室内飼いでも、駆虫・予防処置は必須
清潔に見えても、体にはさまざまな微生物が付着しています。
とくに免疫力が低い子どもや高齢者がいる家庭では注意しましょう。
猫とは一緒に寝ない方がいいの?
⑤猫自身がストレスを感じることも
- 飼い主の寝返りやいびき、布団の動きに敏感に反応する
- 無理に一緒に寝かせられていると感じる場合もある
- 快適な寝場所を別に用意することが猫にとっての優しさになることも
猫のストレスサインに気づかず「一緒に寝てくれて嬉しい」と感じているのは飼い主側だけ、ということも。
猫の寝床は猫自身が選べる自由なスタイルが理想です。
猫が一緒に寝てくれる5つの理由を紹介
それでも多くの猫が、飼い主と一緒に寝ることを好みますよね。
ここでは、猫が“自ら”一緒に寝たがる理由を解説します。
猫が一緒に寝てくれる理由
①安心できる存在だから
- 猫にとって飼い主は守ってくれる存在
- 外敵のいない場所=飼い主のそばと認識している
- 不安や孤独を感じにくい
信頼関係が築けているからこそ、「そばにいたい」という気持ちで行動しています。
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猫が一緒に寝てくれる理由
②飼い主のにおいが好き
- においは猫にとって“安心のシグナル”
- 飼い主の布団やパジャマのにおいに安心感を覚える
- そのまま眠ってしまう猫も多い
香りによる安心感は、人間以上に猫にとって重要な要素です。
猫が一緒に寝てくれる理由
③体温で暖をとりたい
- 猫は寒がりで、暖かい場所を好む
- 冬場は布団の中や人の足元が最適な寝床に
- 人の体温はヒーターよりも快適と感じることも
気温の低い季節に急に一緒に寝るようになる猫も多く、これは本能的な行動です。
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猫が一緒に寝てくれる理由
④習慣として定着している
- 小さい頃からの習慣で一緒に寝るのが日常になっている
- 決まった時間・場所で安心を感じている
- 生活リズムの一部になっている場合も
急に寝る場所を変えると、不安を感じることもあるため、変更は少しずつ行いましょう。
猫が一緒に寝てくれる理由
⑤甘えたい気持ちの表れ
- 寝る前は猫にとってもリラックスの時間
- 飼い主と触れ合うことで満たされたい気持ちが高まる
- スキンシップの一環としてそばに来る
甘えたいけどベタベタしすぎず、そっと隣にいる。
そんな距離感こそ、猫との理想的な関係なのかもしれません。
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Q&A:猫と一緒に寝ることに関するよくある質問
最後に、実際によくある飼い主さんの悩みをQ&A形式で解説していきます。
Q1:猫が一緒に寝ないと鳴く理由は?
A:不安や寂しさ、または習慣が崩れたことで鳴くことがあります。
無理に離さず、少しずつ別の場所でも安心できるよう工夫してあげると良いでしょう。
Q2:猫が一緒に寝なくなったのは病気のサイン?
A:急に距離を取るようになった場合、体調不良や痛みがある可能性もあります。
他の行動の変化と併せて、早めに獣医師に相談しましょう。
Q3:猫が一緒に寝たり、寝なかったりする理由は?
A:その日の気分や気温、環境の変化が影響します。
気まぐれな猫らしい行動なので、深刻に捉えすぎず見守ることが大切です。
Q4:猫が急に一緒に寝ない理由は?嫌われたの?
A:嫌われたとは限りません。暑さやストレス、寝床の変化なども要因になります。
愛情が薄れたわけではないので、安心してください。
Q5:猫は一緒に寝る人を選ぶの?
A:はい、信頼できる・安心できる相手を選んで一緒に寝ます。
無理に近づこうとせず、猫のペースで距離を縮めることが重要です。
Q6:猫が同じ部屋にはいるのに、離れて寝る理由は?
A:同じ空間にいたいけれど、自分のペースで眠りたいという猫の性格が反映されています。
安心はしている証拠なので、そっとしておいてあげましょう。
まとめ:猫との睡眠はお互いストレスのない環境で
猫と一緒に寝ること自体が悪いわけではありません。
ただし、アレルギーや衛生面、安全性など、注意すべきポイントもあるのは事実です。
猫の気持ちと飼い主の生活を尊重しながら、無理のない快適な寝方を一緒に見つけていきましょう。
愛猫との距離感は、健康的で優しい関係を築く第一歩です。
