
最近、うちの犬がトイレで立てなくて粗相が増えちゃって…どうすればいい?

痛がる様子はないのに足に力が入らないのはなぜ?
急な変化に驚きますよね。今回は悩みが多いトイレ対策と、その原因を詳しく解説します。

こんなお悩みを解決していきます。

こちらのポイントに沿って、お伝えしていきます。

獣医師パパ監修の元、詳しく解説しますので安心して読み進めてくださいね。
「犬の後ろ足に力が入らない」トイレ対策5選
愛犬の後ろ足の力が急に弱まると、飼い主は不安になるものです。
今回はトイレ問題を中心に、原因と対処法をしっかり整理してお届けします。
まずはすぐ実践できる対策を一覧でまとめました。簡単な工夫で日々の負担が大きく軽減できます。

それでは一緒に勉強していきましょう!
犬の足に力が入らないトイレ対策
①トイレ動線を短く&滑り止め
後ろ足が弱ると、犬は少しの移動でも体力を消耗します。そのため「動線の見直し」が最初の対策です。
普段過ごす場所の近くにトイレを設置し、移動距離を減らしましょう。
また、床がフローリングだと滑りやすく危険です。
滑り止めマットやタイルカーペットを敷くことで、足の踏ん張りが効き、転倒リスクを防げます。
小さな段差もスロープで解消すれば、犬も安心してトイレに行けます。
犬の足に力が入らないトイレ対策
②補助ベルトで排泄サポート
立ち上がりや排泄の姿勢が不安定な犬には、補助ベルトがとても役立ちます。
腰やお腹をやさしく支えることで、バランスが安定し排泄しやすくなります。
特に歩行やトイレ移動の際に便利で、飼い主の負担も軽減します。
軽量で犬の負担になりにくいタイプや、簡単に着脱できるものを選ぶと、日々のケアがスムーズになります。
犬の足に力が入らないトイレ対策
③ポータブルトイレやシーツの工夫
トイレの段差や大きさも、シニア犬や足腰の弱い犬には重要です。
段差が低く、広めのポータブルトイレを使うと、スムーズに排泄ができます。
さらに、滑り止め加工のトイレシーツや防水マットを活用すると、足元が安定し、トイレ時の転倒防止にも役立ちます。
使い捨てできる清潔なシーツなら、飼い主の掃除も楽になります。
犬の足に力が入らないトイレ対策
④簡単リハビリ&ストレッチで足腰強化
足の力が弱ると、さらに筋力低下が進行しやすいため、簡単なリハビリが大切です。
負担の少ないストレッチや屈伸運動は、血行促進と筋肉の維持に効果的です。

無理なく続けるコツは「短時間でも毎日継続すること」です。
例えば、関節をゆっくり曲げ伸ばししたり、足先のマッサージを行うだけでも筋力維持につながります。少しずつ習慣化してみましょう。
犬の足に力が入らないトイレ対策⑤
掃除しやすい防水マットで清潔維持
トイレ周りの掃除が負担になると、飼い主もストレスが溜まります。
そこで、防水マットや撥水シートの活用がおすすめです。
粗相があっても床が汚れにくく、サッと拭き取れるので掃除が楽になります。
消臭・抗菌加工のものを選べば、ニオイ対策も万全。滑り止め効果のあるマットなら、転倒防止にも役立ちます。
突然犬の後ろ足に力が入らない時の原因を考えよう

急に足に力が入らなくなったんだ。
突然の変化の場合は、必ず理由があります。
その場合は、原因を素早く把握し、適切な対処が必要です。
犬の足に力が入らない:危険な原因の場合
急激に犬の後ろ足が立たなくなるケースでは、脊椎疾患や椎間板ヘルニア、脳の疾患などが原因である可能性が高いです。
特にダックスフンドやコーギーのような胴長犬種、高齢犬は発症リスクが高く注意が必要です。
発症直後は痛みや震え、ふらつきから始まり、その後完全に足が立たなくなることもあります。
発症から時間が経つほど回復が難しくなるため、症状が出たらすぐに動物病院を受診しましょう。
病状が進行してくると、足元がふらついたり引きずったりするような歩き方になります。
さらに病状が進行し重度となると、突然立ち上がれなくなったり、自身の力で排尿・排せつのコントロールができなくなったりします。
犬の足に力が入らない:痛がらない場合
痛みがないにも関わらず足に力が入らない場合、加齢による筋力低下や慢性的な神経機能の衰えが考えられます。
特にシニア犬では関節の可動域が減り、後ろ足がもたつくことが増えます。
また、神経系の劣化は痛みを伴わずに進行するケースもあります。
この段階で放置すると悪化しやすいため、早めのリハビリや環境改善が有効です。定期的な体重測定や簡単な足の反応チェックも役立ちます。
まとめ:犬の後ろ足に力が入らない時は原因検索とトイレ対策が大切
犬の後ろ足が弱った時、トイレ問題は飼い主の悩みの一つです。
✅動線の見直し
✅補助グッズの活用
✅筋力維持のリハビリ
✅清掃しやすい環境作り
上記のポイントを意識するだけで、犬の負担も大幅に減ります。
日々の小さな工夫で、愛犬が快適に過ごせるようサポートしていきましょう。
そして、突然足に力が入らずトイレを失敗するようになった場合は、原因検索と早めの受診が大切です。

日々の工夫が、愛犬の快適な生活を支えます!