
犬用のチュールって体に悪いのかな?

与え方の注意点はある?
「体に悪いのでは?」と心配になる気持ちも自然なことです。

今回は、こんなお悩みを解決していきます。

こちらのポイントに沿って、お伝えしていきます。

獣医師パパ監修の元、詳しく解説しますので安心して読み進めてくださいね。
犬用のチュールは体に悪い?心配される理由と与え方の注意点
犬用チュールは嗜好性が高く便利なおやつですが、「体に悪いのでは?」と心配される理由があります。
ここではその背景を整理します。与え方次第で安全に使える一方で、注意すべき点もあります。

一緒に学んでいきましょう!
①塩分や添加物が含まれる
- 塩分や調味料が犬には負担になる
- 保存料や香料が含まれる製品もある
- 腎臓や心臓への影響に注意が必要
犬用は人間用より控えめですが、犬にとっては少量でも過剰になる可能性があります。
②栄養バランスの偏り
チュールは総合栄養食ではなく、おやつに分類されます。
必要な栄養素が不足しているため、主食の代わりにすると栄養不良を引き起こします。
③主食の代わりにならない
食欲が落ちている時の補助としては使えますが、長期間主食代わりに与えるのは危険です。
栄養バランスを崩し、健康トラブルにつながります。
④与えすぎると肥満や病気のリスク
- 嗜好性が高く、犬が欲しがるため与えすぎやすい
- カロリー過多で肥満・糖尿病のリスクが高まる
- 特に小型犬は少量でも影響が大きい
欲しがるからといって毎日与えるのは危険です。適量を守りましょう。
犬にチュールを与える量の目安と注意点

チュールは正しく与えれば便利なおやつです。
ここでは、健康を守るための具体的な注意点と活用方法を紹介します。
犬にチュールを与える量の目安
おやつは、ワンちゃんの1日に必要な総エネルギー量の約20%以内にあたる量を上限とすることが定められています。
また、ワンちゃんの種類や体重等、普段の生活によって必要な総エネルギー量が違う為、一般的なワンちゃんの1日に必要なエネルギー量の20%を上回る事の無い様に1日4本としております。

ただし、子猫や高齢猫、疾患のある猫ちゃんは本数を調整してください。
犬にチュールを与える時の注意点
- 人間用や猫用は与えない
- 犬専用のチュールを選ぶ
- 成分表を確認し、できるだけ無添加・低塩分を選ぶ
安全性を第一に、製品選びも慎重に行いましょう。
【Q&A】犬用チュールに関するよくある悩み

最後に、飼い主さんから実際によくある質問をQ&A形式で解説します。
Q1:老犬がチュールしか食べない場合は?
A:老犬は食欲低下でチュールしか食べなくなることがあります。ですが、主食代わりにはできません。
ふやかしたフードやシニア用の流動食と組み合わせ、獣医師に相談しながら工夫しましょう。

体力が消耗しきっていたり、病気の進行度が末期の場合は、愛犬が食べれる量を食べれるだけ与えるという形で良いと思います。
Q2:ちゅーるは腎臓に悪い犬に与えていい?
A:腎臓疾患の犬には塩分やリンが負担になる可能性があります。
腎臓に負担のかかりにくい商品を選択することをおすすめします。
Q3:犬がチュールで下痢をしたらどうする?
A:下痢が出た場合は体質に合わない可能性があります。
ですが、一概にチュールが全ての原因ではない可能性もあります。
チュールをやめると下痢にならないのであれば、控えて水分補給を心がけた方が良いでしょう。
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Q4:犬用チュールを猫にあげても大丈夫?
A:犬用チュールは猫に与えることを想定していません。
成分バランスが異なるため、猫には猫用チュールを選びましょう。
まとめ:チュールはおやつとして正しく与えよう
犬用チュールは体に悪い?と心配されますが、正しい量と頻度を守れば安全に使えるおやつです。
大切なのは「主食の代わりにしない」「健康状態に合わせる」こと。
愛犬の健康を守りながら、上手にチュールを取り入れていきましょう。