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猫の毛が束で抜ける!5つの原因と飼い主ができる対策

飼い主さん
飼い主さん

猫の毛が束でごそっと抜けたんだけど…病気かな?

ママ
ママ

最近まとまって抜ける…ストレス?換毛期?

猫の毛が束で抜けると、驚いたり不安になってしまいますよね。

獣医師パパ
獣医師パパ

今回は、こんなお悩みを解決していきます。

このブログの信頼性

この記事の内容

この記事で分かること

・猫の毛が束で抜ける原因
・飼い主が出来る抜け毛対策
・Q&A:猫の抜け毛に関する悩み

こちらのポイントに沿って、お伝えしていきます。

ママ
ママ

獣医師パパ監修の元、詳しく解説しますので安心して読み進めてくださいね。

猫の毛が束で抜ける!5つの原因と飼い主ができる対策

猫の毛がまとまって抜けると驚きますが、必ずしも病気とは限りません

季節的な要因から体の不調まで、幅広い原因が考えられます。まずは代表的な5つの原因をお伝えします。

猫の毛が束で抜ける原因

① 換毛期による抜け毛
② ストレスや環境変化
③ 皮膚炎やアレルギー
④ ノミやダニの寄生
⑤ 栄養不足や病気

ママ
ママ

一緒に勉強していきましょう!

猫の毛が束で抜ける原因
①換毛期による抜け毛

  • 春・秋の季節の変わり目に起こる
  • 健康な猫でも古い毛がごそっと抜ける

春と秋の換毛期には、新しい毛に生え変わるため、古い毛が束で抜けることがあります。

これは自然な現象で、特に長毛種では目立ちやすいです。

猫の毛が束で抜ける原因
②ストレスや環境変化

  • 引っ越し、模様替え、新しい家族やペットの登場で起こりやすい
  • ストレス性脱毛はまとまって抜けるのが特徴

猫は環境の変化に敏感で、精神的ストレスが脱毛につながることがあります。

毛が部分的にまとまって抜ける、同じ場所ばかり舐めるといった様子が見られる場合は、安心できる環境づくりが必要です。

猫の毛が束で抜ける原因
③皮膚炎やアレルギー

皮膚炎やアトピー、食物アレルギーは炎症やかゆみを引き起こします。

猫は患部を掻いたり舐めたりするため、毛が束で抜けてしまうことがあります。

フケや赤み、かゆみが伴う場合は皮膚トラブルを疑い、早めに動物病院での受診を検討してください。

猫の毛が束で抜ける原因
④ノミやダニの寄生

  • 強いかゆみで噛んだり掻いたりして脱毛
  • 特に腰や尻尾の付け根に多く見られる

寄生虫によるかゆみで、猫自身が毛をむしるようにして抜いてしまうケースがあります。

かゆみを引き起こす原因になる寄生虫は、主にノミと疥癬です。
猫に外部寄生虫の駆除・予防薬を定期的に投与して、寄生を防ぎます。

出典:PS保険>猫がしきりに体をかく原因とは?病院に連れて行くべき症状を獣医師が解説

獣医師パパ
獣医師パパ

室内飼いでもノミ・ダニの侵入リスクはあるため、定期的な駆虫薬での予防が欠かせません。

猫の毛が束で抜ける原因
⑤栄養不足や病気

栄養バランスの崩れや、甲状腺疾患・ホルモン異常などの病気が原因となることもあります。

毛が抜けるだけでなく、体重の減少や元気のなさ、食欲不振などが同時に見られる場合は、必ず受診が必要です。

猫の毛が束で抜ける|飼い主が出来る抜け毛対策

束で抜ける毛に悩んだとき、多くの場合は日常のケアで改善できます。

家庭でできる対策を取り入れることで、猫の快適さと健康を守りましょう。

猫の抜け毛対策
①定期的なブラッシング

ブラッシングは抜け毛を取り除くだけでなく、血行促進やスキンシップにもつながります。

長毛種にはスリッカーブラシ、短毛種にはラバーブラシなど、毛質に合う道具を使うと効率的です。

猫の抜け毛対策
②ストレスを減らす環境作り

猫は安心できる環境で過ごすことが心身の健康につながります

お気に入りの寝床を用意したり、生活リズムを一定に保ったりすることで、ストレス性の抜け毛を減らせます。

遊びやコミュニケーションも有効なストレスケアです。

猫の抜け毛対策
③食事の見直しと栄養補給

  • 良質なタンパク質は被毛の主成分
  • オメガ3・6脂肪酸は毛艶と皮膚の健康に役立つ

総合栄養食を基本に、毛並みに配慮されたフードを取り入れるのもおすすめです。

必要に応じて、動物病院でサプリメントを相談すると安心です。

猫の抜け毛対策
④ノミ・ダニ予防を徹底

駆虫薬は動物病院で処方されるものが最も安全で確実です。

室内飼いでも外から持ち込まれるリスクがあるため、定期的な予防を欠かさないことが大切です。

猫の抜け毛対策
⑤異常が続くときは受診を

毛が束で抜け続ける、皮膚に赤みやただれがある、全身の毛艶が悪くなったといった異常は病気のサインかもしれません。

放置せずに獣医師へ相談し、必要なら検査や治療を受けましょう。

【Q&A】猫の抜け毛に関するよくある悩み

最後に、悩みの多い「猫の抜け毛」に関する悩みについてご紹介します。

Q1:猫の毛が抜ける時に皮膚が見えるのは病気?

A:皮膚が透けて見えるほど抜けるのは注意が必要です。

換毛期で自然に起こることもありますが、炎症やホルモン異常など病気が隠れている可能性もあります。

Q2:猫のかさぶたをはがすのは大丈夫?

A:かさぶたを無理にはがすと皮膚を傷つけて悪化します。

自然に取れるのを待つか、痒がっている場合は獣医師に診てもらいましょう。

Q3:猫の毛が抜ける現象が部分的に見られるのはなぜ?

A:ストレスやアレルギー、寄生虫などの可能性があります。

部分的な脱毛が続く場合は病気のサインであることも多いため、受診がおすすめです。

Q4:猫のブラッシングにキリがないのは普通?

A:換毛期は特に抜け毛が多く、ブラッシングしても次々と取れるのは自然なことです。

ただし一年中異常に抜ける場合は、食事や健康状態の見直しが必要です。

まとめ:毛が束で抜けても慌てず観察を

猫の毛が束で抜けるのは自然な生理現象の場合もあれば、病気やストレスのサインであることもあります。

日常のケアや予防を行いながら、気になる症状が続く場合は早めの受診を心がけましょう。

毛の状態を観察することは、猫の健康を守る大切な習慣です。

飼い主が少し工夫するだけで、愛猫の快適さと安心につながります。

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獣医師パパblog

獣医師パパ監修|愛犬・愛猫との4人家族|飼い主さんの「知りたい」情報を運営者のママが分かりやすく解説します。

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