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猫が悪いことしたらケージに入れて良い?いたずら別の対策5選

飼い主さん
飼い主さん

猫がいたずらした時、ケージに入れてしまう時もある…

ママ
ママ

猫のいたずらが酷くて困ってる…どうするのが正解?

猫のいたずらや、しつけに関する悩みは多いです。

獣医師パパ
獣医師パパ

今回は、こんなお悩みを解決していきます。

このブログの信頼性

この記事の内容

ポイント

・ケージを罰として使うのは良いのか?
・ケージの使い方としつけの基本
・いたずら別の対策5選
・しつけ習慣の大切なポイント

こちらのポイントに沿って、お伝えしていきます。

ママ
ママ

獣医師パパ監修の元、詳しく解説しますので安心して読み進めてくださいね。

猫が悪いことしたらケージに入れて良い?いたずら別の対策5選

猫のしつけでケージを使うべきか迷っていませんか?

この記事ではケージの役割、逆効果になるケース、いたずら別の対処法をまとめて、失敗しないしつけ方を紹介します。

猫が悪いことをした時のケージは有効?

① ケージは罰ではなく安心できるスペース
② イライラして閉じ込めるのは逆効果

ママ
ママ

一緒に勉強していきましょう!

猫のケージの使い方としつけの基本

猫のしつけは「叱る」のではなく「環境づくり」が鍵です。

ケージの誤った使い方を避け、猫にとって心地よい空間を作りましょう。

猫のケージは罰ではなく“安心できる場所”

猫は「罰」を理解できません。無理に閉じ込めるとストレスをため、逆に問題行動が悪化することもあります。

普段からケージの中で快適に過ごせるようにし、好きな寝床やおもちゃを置いて「安心空間」に育てましょう。

ケージ利用のメリット
(1)猫の居場所になる
(2)災害時の避難場所になる
(3)猫タワーの代わりになる
(4)複数飼いは管理に役立つ

出典:ねこのきもちWEB MAGAZINE>猫にケージは必要?ケージ飼いのメリット、ケージのタイプやおすすめのケージ

こた
こた

ケージは猫が安全・安心して過ごせる場所なんです。

猫にイライラした時のケージは逆効果

怒ったまま猫をケージに入れると、飼い主=怖い存在になるリスクがあります。

冷静になってから、静かに誘導することで猫も安心しやすくなります。

ケージはクールダウンの場所ではなく“落ち着く避難所”にしましょう。

猫が悪いことをしたら?いたずら別の対策5選

ママ
ママ

猫を飼うと、ある程度の家具の破損や爪とぎは諦めなければいけないという話は有名ですよね。

ですが、全てが「いたずら」ではなく、その行動には必ず原因があるんです

叱るのではなく、行動の背景を見極めたうえで適切に対処しましょう。

①猫の爪とぎ:環境改善と褒める習慣

家具や壁への爪とぎは猫の本能によるもので、完全にやめさせるのは難しいですが、正しい環境づくりで自然と改善できます。

爪とぎグッズは猫の好みに合わせて選ぶ

爪とぎグッズにも縦型、横型、段ボール、麻縄など様々なタイプがあります。

猫は個体によって好みが異なるため、最初は数種類を試してみましょう

特に壁で爪を研ぐ癖がある猫には縦型爪とぎが効果的です。逆に床でガリガリするタイプには平置き型が合います。

爪とぎを置く場所は“問題箇所の近く”

新しい爪とぎを設置する時は、猫が問題行動をしている場所の近くに置くと効果が上がります。

猫は習慣の動物なので、家具の横や壁の近くに爪とぎを設置し、スムーズに置き換えることで家具への被害を減らせます。

ママ
ママ

わが家は、壁付けの爪とぎを設置したことで、壁での爪とぎが無くなりました!

成功した時は“その場ですぐ褒める”がカギ

猫は直後の反応で行動を学習します。

正しい場所で爪を研いだ瞬間に「いい子だね!」と声をかけたり、軽く撫でたりしてしっかり褒めましょう。

タイミングよくポジティブなリアクションを繰り返すことで、自然と家具ではなく爪とぎグッズを選ぶようになります。

爪とぎ予防には“爪切り”も効果的

月に1〜2回の爪切りも効果的です。

爪が伸びすぎると爪とぎ欲求が高まるため、適度なケアで爪とぎ頻度を減らすことができます。

こた
こた

爪が伸びてると、本能的に余計に爪とぎしたくなるよ!

このように環境改善と褒め習慣を組み合わせることで、家具への爪とぎはかなり軽減できます。

②猫の食べ物あさり:侵入防止と習慣改善

猫の食べ物あさりは、本能的な狩猟欲求や空腹、好奇心から起こる行動です。

叱るだけでは改善せず、環境改善と食事習慣の見直しが重要です。

物理的な侵入防止で“成功体験”をさせない

一番効果的なのは、そもそもキッチンや食卓に近づけない工夫です。

ペットゲートや扉を閉めるだけでなく、登れる場所を減らすレイアウト変更も効果的です。

猫が“食べ物を見つけて得をした”という成功体験を積ませないことが、行動改善の第一歩です。

“叱る”のではなく“興味の対象を変える”のがコツ

猫は好奇心の塊です。食べ物をあさった時に叱っても逆効果で、こっそり探す習慣がつくことがあります。

代わりに興味をそらし、新しいおもちゃや遊びに集中させるのが効果的です。

特に猫じゃらしや追いかける系のおもちゃは食べ物への執着を減らしやすくなります。

食事・おやつのルールを作り、満足感を高める

空腹からくる食べ物あさりは、定時の食事やおやつで予防できます。

欲求不満によるいたずらも減り、心も体も満たされやすくなります。

ママ
ママ

わが家の猫は、お腹が空くと「いたずら」が増えてしまうため、キャットフードの量と与える時間、種類の見直しをしました!

③猫の噛み癖:遊びの切り上げが効果的

子猫や遊び好きな猫に多い噛み癖は、興奮しすぎが原因です。

噛んだら遊びを即終了させ、「噛むと楽しいことが終わる」と教えるのが効果的。指や手を使わず、おもちゃを使って遊ぶこともポイントです。

獣医師パパ
獣医師パパ

手を使って遊んでしまうと、癖になってしまいます。

④猫の大運動会:エネルギー発散

夜中や早朝に突然スイッチが入り、走り回ったり鳴いたりする「大運動会」に悩む飼い主は多いです。

しかし、これは猫の本能的な習性によるものです。

猫は「薄明薄暮性」で朝晩に活発になる

猫は本来、早朝と夕方に狩りをしていた動物です。

この習性を「薄明薄暮性」と言い、昼間はよく寝て、朝晩にエネルギーが溢れやすいのが特徴です。

人間の生活リズムとはズレがあるため、特に夜間の騒ぎが目立ちます。

夕方〜寝る前の“狩猟遊び”でしっかり発散させる

大運動会を防ぐには、夜間の運動不足を解消するのが効果的です。

寝る前1〜2時間以内に狩りのような遊び(猫じゃらし、追いかけ遊び)をしっかり行いましょう。

10〜15分でも全力で走るだけでエネルギーが発散しやすくなります。

⑤猫の鳴き癖:要求鳴きには無視と環境改善

要求鳴きは構いすぎると悪化します。無視を徹底し、鳴かずに落ち着けた時だけ褒めると改善しやすいです。

頻度が多い時は運動不足や刺激不足の可能性もあるため、昼間の遊びやおもちゃを増やしてあげましょう。

猫のストレスサインを見極めて根本改善へ

猫のいたずらや問題行動は「悪いこと」ではなく、心や体が何か満たされていないサインです。

原因を知って対処することで、根本的な改善が期待できます。

猫のストレス原因チェックリスト

チェックポイント詳細と見直しのポイント
環境の変化引越し・模様替え・家具の移動が原因になることも。安心できる隠れ場所を増やしましょう。
運動不足・遊び不足1日15〜30分の遊びタイムを意識。知育玩具や狩猟ごっこ遊びでエネルギーを発散させましょう。
一人時間が長すぎる長時間の留守番が続くとストレスに。自動おもちゃや猫用知育アイテムで刺激をプラス。
音・匂いなどの刺激大きな音・来客・掃除機・強い香りも負担に。静かな空間や高い場所の確保で安心感UP。

このチェックリストを活用し、猫がどの項目に当てはまりそうか見直してみましょう。

ストレス源を減らし、生活環境を整えるだけで、いたずらが自然と減るケースも多いです。

猫が悪いことをした時のケージ以外のしつけ習慣

猫のしつけは「罰」ではなく「良い習慣づくり」が基本です。

特に日頃の接し方や生活の整え方でいたずらを予防できます。ここではケージ以外の効果的なしつけ習慣を紹介します。

猫の褒めるしつけは“感情表現”が大切

猫は飼い主の感情に敏感ですが、言葉は理解しません

そのため、良い行動の直後に声のトーンを上げたり笑顔を見せたり、体全体で喜びを伝えるのが効果的です。

撫で方も普段より丁寧にすることで“褒められた”としっかり認識します。

猫のご褒美は飽きさせない

同じご褒美ばかりでは効果が薄れていきます。

小粒のおやつ、知育おもちゃ、短時間のスキンシップなどバリエーションを持たせましょう。

猫によって「遊びがご褒美」「撫でられるのが嬉しい」など好みが違うため、愛猫の好みを観察するのがコツです。

猫にストレスを感じさせない“やめさせ方”

悪いことをした時の「無視」「静かに距離を置く」「視線を外す」など、叱らずにネガティブな反応を返す方法は効果的です。

飼い主のリアクションが静かになることで「その行動=楽しくない」と学習します。

声を荒げず、冷静に対応することで信頼関係も壊れません

成功体験を積ませる“予防しつけ”の実践

「問題行動を叱る」より「良い行動を成功させる」ことが重要です。

例えば、帰宅直後はすぐに構わず、静かに落ち着いた時に褒める。

食事の前に簡単な指示(おすわり、マットで待つ)を教え、毎日成功体験を積ませることで自然と問題行動が減ります。

ママ
ママ

ケージはあくまで“安心の場所”として、しつけは日々の積み重ねで成功しやすくなります!

まとめ:猫が悪いことをした時のケージは逆効果

猫のしつけに「罰としてのケージ」は逆効果になりやすいです。

ケージは安心できるスペースにし、問題行動は原因を見極めたうえで対処するのがポイントです。

楽しいしつけと愛情ある接し方で、猫も飼い主もストレスフリーな毎日を手に入れましょう。

  • この記事を書いた人

獣医師パパblog

ママが伝える飼い主さんの「知りたい」をまとめたブログ 獣医師パパ監修 愛猫や愛犬の健康・食事・ケア・豆知識を分かりやすくお伝えします

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