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猫にとって腰トントンは気持ち悪い?猫の嫌がるサイン

飼い主さん
飼い主さん

うちの猫は、腰をトントンすると喜んでいる気がする!

ママ
ママ

うちの子は触ると嫌がる気がする…。もしかして“気持ち悪い”って思ってる?

猫の気持ちが知れると安心しますよね。

獣医師パパ
獣医師パパ

今回は、こんなお悩みを解決していきます。

このブログの信頼性

この記事の内容

この記事で分かること

・猫にとって腰トントンは気持ち悪い?
・好き?嫌い?嫌がるサインを解説
・Q&A:猫と腰トントンに関する悩み

こちらのポイントに沿って、お伝えしていきます。

ママ
ママ

獣医師パパ監修の元、詳しく解説しますので安心して読み進めてくださいね。

猫にとって腰トントンは気持ち悪い?猫の嫌がるサイン

猫の腰トントンは「気持ちいい」と感じる猫もいれば、「気持ち悪い・嫌だ」と感じる猫もいます。

つまり猫によって違うのが結論です。

猫にとっての腰トントン

① 個体差が大きい
② 気持ちいい猫もいる
③ 嫌がる猫もいる
④ 性別による違いもある
⑤ 反応を見て判断する

あなたの愛猫は、おしりトントンされるのが好きですか? 
・はい:62%(245)
・いいえ:38%(152)
※総回答数は400件

出典:ねこのきもち>猫の生態・行動に関するアンケートvol.02

ママ
ママ

アンケート結果を見ると、およそ6割が「好き」と答えていますね!

①猫によって個体差が大きい

  • 性格や好みにより、快感か不快かが分かれる
  • 同じ猫でも年齢や状況によって変わる

猫によって感じ方はさまざまです。

子猫時代には嫌がっていたのに、成猫になってから好きになるケースもあり、個体差が大きいのです。

②腰トントンが気持ちいい猫もいる

  • 腰は敏感な神経が集中している部位
  • ゴロゴロ鳴らす、しっぽをピンと立てるのはリラックスの証拠

腰トントンを心地よく感じる猫は多くいます。

軽い刺激がツボを押されているように感じ、リラックスにつながることがあります。

③腰トントンを嫌がる猫もいる

  • 触られること自体を嫌う猫もいる
  • 体を避ける、しっぽを激しく振るのは拒否のサイン

過敏な性格の猫や警戒心が強い猫は、腰トントンをストレスと感じやすいです。

少し触っただけでも逃げたり、体をよじって避ける行動が出る場合はやめましょう。

④性別による違いもある

  • メス猫の方がトントンを好む傾向がある
  • オス猫でも好む子はいるが、反応が少ないことが多い
  • 避妊・去勢の有無や発情経験が、影響を与える

メス猫は、発情期を経験すると、生殖器に近い腰・おしりのトントンに敏感に反応することが多いと言われています。

尻尾の付け根をあげたり、嬉しそうなしっぽの動き・表情が出ることが観察されやすいです。

一方、オス猫はそれらの反応が出にくい場合があります。

ただし、性格や個体差、手術歴などによって大きく変わるため、「性別だから必ずこう」とは言えません。

⑤猫の反応を見て判断する

  • 興奮していないか、逃げようとしていないか観察する
  • 無理に続けず、猫の仕草に合わせて調整する

「気持ちいい or 気持ち悪い」は一律ではありません。

飼い主が猫の反応をしっかり観察して、やめどきを見極めることが一番大切です。

あなたの猫は腰トントンが好き?嫌い?嫌がるサイン

ここでは、猫が腰トントンを喜ぶ理由と、嫌がっている時のサインについて解説します。

こた
こた

一緒に猫の気持ちを考えていきましょう!

猫が腰トントンを喜ぶ理由は?

  • 腰まわりは神経が集中しており、軽い刺激で気持ちよさを感じやすい
  • 尻尾の付け根はツボに似たポイントがあり、リラックスにつながる
  • 発情期を経験したメス猫は特に反応しやすいといわれる
  • 飼い主とのスキンシップとして安心感を得やすい

腰のあたりは神経が多く集まるため、適度な刺激が心地よいマッサージのように感じられる猫もいます。

ゴロゴロ喉を鳴らしたり、しっぽをピンと立てるのは満足しているサインです。

特にメス猫では敏感に反応しやすいという説もあり、猫との信頼関係が深まるスキンシップになりやすいのも特徴です。

猫が嫌がるサイン5つを紹介

猫が「気持ち悪い」と感じているときには、行動や仕草でサインを出します。

以下を参考に観察してみましょう。

嫌がるサイン①耳を後ろに伏せる

耳が後ろや横に倒れているのは不快感の表れです。

特に普段は耳が正面を向いている子が伏せる場合は注意です。

嫌がるサイン②しっぽを激しく振る

しっぽを左右に大きく振るのはイライラしているサインです。

リズムよくバシバシと叩くように動かすときは「やめて」の合図です。

嫌がるサイン③その場から離れる

立ち上がって場所を移動する、距離をとるのは「触られたくない」という意思表示です。

しつこくすると関係性が悪化するので注意しましょう。

嫌がるサイン④唸る・噛もうとする

唸ったり、振り向いて噛もうとするのは強い拒否反応です。

この段階に至ったら完全にストレス状態なので、すぐにやめる必要があります。

【Q&A】猫と腰トントンに関するよくある悩み

最後に、実際によくある飼い主さんの疑問をQ&A形式で解説していきます。

Q1:猫に腰トントンはだめって本当?

A:一概に「だめ」とは言えません。

猫によって気持ちよく感じる子もいれば嫌がる子もいます。大切なのは反応を見極めて調整することです。

Q2:猫に腰トントンをやりすぎるとどうなる?

A:やりすぎは逆にストレスや不快感につながります。

短時間で終わらせ、猫が満足している様子でやめることがベストです。

Q3:猫を腰トントンして喜ぶのはオスに多い?

A:オスよりもメスの方が好きな傾向があるという説はありますが、科学的に性別で好みが決まるわけではありません。

まとめ:猫の気持ちを尊重して見極めよう

猫の腰トントンは「気持ちいい」と感じる子もいれば「気持ち悪い」と思う子もいます。

大切なのは、猫の反応をよく観察して嫌がっていないかを見極めることです。

無理に続けず、猫が安心できる距離感やスキンシップを大切にしてあげましょう。

それが猫との信頼関係を深める一番の近道です。

  • この記事を書いた人

獣医師パパblog

獣医師パパ監修|愛犬・愛猫との4人家族|飼い主さんの「知りたい」情報を運営者のママが分かりやすく解説します。

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