
全自動猫トイレで失敗した人もいるのかな?

実際購入してみて、猫が使わなかったら困るよね…
便利アイテムですが、購入前に知った方が良い情報が沢山あります。

今回は、こんなお悩みを解決していきます。

こちらのポイントに沿って、お伝えしていきます。

獣医師パパ監修の元、詳しく解説しますので安心して読み進めてくださいね。
全自動猫トイレのデメリットは?
全自動猫トイレはとても便利に見えますが、導入後に、購入したことを後悔する人もいます。
使い始めてから「合わなかった」と感じる前に、事前に知っておきたいポイントを押さえておきましょう。

実際の飼い主さんの口コミも紹介します!
全自動猫トイレのデメリット
①本体価格・維持費が高め
- 本体価格は2〜10万円と高額なモデルが多い
- 専用の砂・消臭剤・シートなどが必要な製品もあり、ランニングコストがかかる
- 多頭飼いだと消耗品の消費ペースも速く、月々のコストが想像以上に膨らむことも
便利さと引き換えに、継続的な費用がかかることを理解しておくことが重要です。
全自動猫トイレのデメリット
②音や動作が猫のストレスに
- 自動清掃の際に出る音や動きが怖くて使えなくなる猫もいる
- 特に音に敏感な猫や、神経質な性格の猫はなかなか慣れない傾向あり
- 無理に使わせると、排泄を我慢する・粗相をする原因にもなる
旧モデルや、正規品ではない商品は動作音が大きい場合もあるようなので、購入時には注意が必要です。
全自動猫トイレのデメリット
③故障やトラブル時に手間がかかる
| 想定されるトラブル | 内容 |
|---|---|
| 電源トラブル | 停電時やコード抜けでトイレが使えなくなる可能性あり |
| センサーエラー | 排泄物の検知不良・動作停止などが起きることも |
| 故障・パーツ交換 | 保証やサポート対応が必要になる場合もある |
機械である以上、トラブル発生時の対応力が必要になります。
緊急時は手動トイレへの切り替えも視野に入れておきましょう。
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全自動猫トイレのメリットと向き不向きの5つの判断基準
全自動猫トイレは便利な反面、猫や飼育環境によっては「合わなかった…」というケースも少なくありません。
ここでは、まず主なメリットを整理し、そのあとに向き不向きを見極める5つの判断基準を表でわかりやすく解説します。
導入する価値はある?全自動猫トイレのメリット
- 排泄後すぐに処理されるため、ニオイがこもりにくい
- 掃除の手間が激減し、忙しい家庭でも衛生的に保てる
- ゴミ捨ては週1回程度でOKなモデルもあり、管理がとてもラク
- 留守中でも清潔を保てるので、共働きや多頭飼いにぴったり
- デザイン性も高く、生活空間になじみやすいインテリア性も◎
健康なネコちゃんの場合、1日のおしっこの回数は、その子の体質や食生活によっても異なりますが、一般的には成猫で1日あたり1~3回程。子猫だともっと多く、4~5回程だといわれています。

特に多頭飼いの場合は、1日の尿回数が「猫の数×1~3回」なので掃除の負担は大きいですよね。
手が回らない日でもトイレが常に清潔に保たれるのは、猫にとっても飼い主にとっても大きな安心材料です。
全自動猫トイレの向き不向きの判断基準5つ
導入を検討する際は、猫の性格や家庭環境などを冷静に見つめることが重要です。
以下の表では、「向いている猫・家庭」・「向いていない猫・家庭」を5つの視点から比較しています。
| 判断基準 | 向いているケース | 向いていないケース |
|---|---|---|
| ①飼育スタイル | 多頭飼い・共働きなど掃除の手間を減らしたい家庭 | 1匹+頻繁に掃除できる在宅環境 |
| ②性格 | 好奇心旺盛で環境変化に強い | 音や振動に敏感・慎重で警戒心が強い |
| ③年齢・体力 | 若くて元気、ジャンプや段差も平気 | 高齢・足腰が弱っている・段差が苦手 |
| ④住環境 | 設置スペース・電源・静かな場所を確保できる | 狭くて落ち着かない・電源確保が難しい |
| ⑤慣れやすさ | 新しいトイレに順応しやすい・柔軟性がある | 環境の変化が苦手・同じ物にこだわる |
こんな家庭・猫なら導入成功しやすい!
- 忙しくても掃除をラクにしたい
- 複数の猫がいてトイレの汚れが早い
- 設置スペース・電源・静かな部屋が確保できる
- 猫が好奇心旺盛で、新しい物にも比較的早く慣れる
逆に、「神経質」「高齢猫」「狭い家」「段差のあるトイレが苦手」といった条件が揃っている場合は、導入前に慎重な判断とサポート体制が必要です。
Q&A:全自動猫トイレに関するよくある質問
最後に、実際によくある飼い主さんの悩みをQ&A形式で解説していきます。
Q1:全自動猫トイレは多頭飼いでも使える?
A:機種によって対応可能です。
トレイ容量や処理スピードが十分なモデルを選ぶことで、多頭でも快適に使用できます。
ただし、猫の性格や順番待ちによるストレスも考慮しましょう。
Q2:全自動猫トイレは下痢でも使える?
A:下痢の場合は自動検知がうまくいかないことがあります。
センサーが反応しない・掃除がうまくできないケースもあるため、症状が続く場合は手動での清掃確認が必要です。
Q3:猫の自動トイレをやめた人の理由は?
A:音が怖くて使わなくなった、故障が多かった、砂や部品のランニングコストが高かったなどが主な理由です。
合わなかった場合の“撤退プラン”も想定しておくと安心です。
まとめ:購入前に“猫の性格”と“家庭環境”で判断を
全自動猫トイレはとても便利なアイテムですが、どんな猫にも必ず合うわけではありません。
価格・音・設置場所・メンテナンス性、そして一番大切な「猫の気質」をしっかり見極めることが、失敗しない選び方です。
「あなたの猫に合っているか?」を丁寧に考えたうえで、納得できる選択ができることを願っています。
