
もう6時間は経ってるのに、未消化フードを吐くのはどうして?

すぐ吐くより心配…
時間が経過しての未消化嘔吐には、いくつか原因があります。

今回は、こんなお悩みを解決していきます。

こちらのポイントに沿って、お伝えしていきます。

獣医師パパ監修の元、詳しく解説しますので安心して読み進めてくださいね。
\キャットフード迷子の飼い主さんへ/
-

獣医師パパおすすめキャットフード徹底解説
続きを見る
猫が食後6時間で未消化のまま吐く原因は?対処法まで解説
猫の嘔吐は比較的よく見られる症状ですが、「食後6時間」「未消化のまま」という特徴がある場合、いくつか注意すべき原因が考えられます。
まずは、代表的な原因を簡潔に把握しておきましょう。

一緒に学んでいきましょう!
猫が食後6時間で吐く原因
①食べすぎ・早食い
- 一気に食べると胃に過剰な負担がかかる
- 消化が追いつかず、時間が経ってから嘔吐することも
- 多頭飼いの猫や、食事に強く執着する子に多い傾向
早食いや食べすぎは、胃が消化の負担に耐えきれずに内容物を吐き戻す一因になります。
数時間後に吐く場合でも、摂食スタイルが関係している可能性は高いです。
猫が食後6時間で吐く原因
②消化不良・胃の運動低下
- 胃の動きが鈍ると、食べたものが長時間胃にとどまる
- ストレス、寒さ、加齢などで胃の働きが低下する
- フードが胃から出る前に未消化のまま嘔吐される
消化のスピードが落ちると、食後6時間以上経ってもフードがそのまま胃に残ってしまいます。
こうした場合、胃腸の機能低下が疑われます。
猫が食後6時間で吐く原因
③胃内異物・毛玉の停滞
- 毛玉や誤飲したものが胃の出口に詰まっていると、フードが通過できない
- 毛玉の蓄積は長毛種や換毛期に多い
- 吐いた内容に毛が混じっていることも
異物や毛玉が胃内で停滞していると、食べ物の流れが滞り、消化されないまま嘔吐されることがあります。
特に胃の出口に近い場所で詰まっていると時間差で吐く傾向があります。
猫が食後6時間で吐く原因
④フードの相性が悪い
- 新しいフードに変えた直後に起こることがある
- 特定の原材料(チキン・牛肉・穀物など)にアレルギーがある場合も
- 高脂肪・高タンパクなフードが原因になることも
猫によっては特定の成分が消化しづらく、それが原因で嘔吐につながるケースも。
新しいフードに変えた場合や、おやつを多く与えたあとに起きる嘔吐には注意が必要です。
\愛猫におすすめのごはん/
-

獣医師パパおすすめキャットフード徹底解説
続きを見る
猫が食後6時間で吐く原因
⑤消化器系の病気の兆候
- 膵炎・胃炎・腸炎・腫瘍などが原因で消化できないことがある
- 吐き気以外に、下痢・食欲不振・元気の低下が見られることも
- 症状が頻繁に続く場合は早めの受診が必要
消化器の病気が進行していると、消化そのものがうまく行われず、時間が経ってから吐くようになります。
他の症状がある場合は病気の可能性を疑いましょう。
猫が未消化のまま吐いたときの対処法と観察ポイント
「吐いた=すぐ受診」ではないものの、状況によっては早めの判断が重要です。
ここでは、家庭でできる観察ポイントと受診の目安を整理します。
猫が未消化フードを吐く時の対処法
①吐いた内容物を確認する
- フードがそのままの形で出てきた
- 水分が少なくカラッとした状態
- 毛玉や異物が混じっている
吐いた内容の見た目や状態から、消化の進み具合や体内の異常を推測できます。
未消化のカリカリがそのまま出てきた場合、消化がほとんど進んでいない証拠と考えられます。
猫が未消化フードを吐く時の対処法
②吐いた後の様子をチェックする
以下のような症状があれば注意が必要です。
- 元気がない、寝てばかりいる
- 食欲がなくごはんを食べない
- よだれを垂らす、震える
- 吐いた後すぐまた吐く
吐いた後の行動や全身状態は、症状の重さを見極める上で大きな判断材料になります。
猫が未消化フードを吐く時の対処法
③体調記録をつけておく
- 吐いた時間、食事内容、食後何時間か、内容物の状態を記録
- 写真に残すと診察時に便利
- 毎回同じ時間・タイミングで吐くかどうかも観察
吐き戻しの記録を取っておくことで、獣医師に正確な情報を伝えやすくなり、診断・処置がスムーズに進みます。
猫が未消化フードを吐く時の対処法
④フードを見直す
ここでは、フードの見直しに関するポイントを表にまとめます。
| チェック項目 | 内容 |
|---|---|
| 新しいフードに切り替えたか | 急な変更は消化不良を引き起こすことも |
| 高脂肪・高タンパクではないか | 消化しづらいタイプの子もいる |
| 1回量が多すぎないか | 少量ずつ回数を分ける工夫が有効 |
| ふやかして与えているか | 消化の負担を減らすのに役立つ |
一方、猫の臼歯は肉を噛みちぎるために尖っていて、草よりも消化されやすい肉類に対応して消化管の長さも短くなっています。さらに猫は、植物由来の食物を適切に消化して、その栄養素を効率よく利用する仕組みを持っていません。
ちょっとした調整で嘔吐が改善するケースも多く、消化しやすい療法食や低脂肪フードの検討もおすすめです。
猫が未消化フードを吐く時の対処法
⑤病院に行く判断基準
- 嘔吐が1日2回以上ある
- 吐いたあと元気がなく、動かない
- 丸1日以上食欲がない
- 吐いたものに血が混じっている
- 黒っぽい内容物を吐いた
- 数日間連続で吐いている
こうしたサインが見られる場合、単なる一時的な不調では済まない可能性があるため、迷わず動物病院を受診しましょう。
\あわせて読みたい/
Q&A:猫の食後の未消化嘔吐に関するよくある質問
最後に、実際によくある飼い主さんの悩みをQ&A形式で解説していきます。
Q1:猫が食後5時間で未消化で吐くのは異常?
A:一時的な消化不良の可能性もありますが、頻繁に続く場合は消化機能の低下や異物、病気のサインかもしれません。
回数が増えたら受診を検討しましょう。
Q2:猫が何度も吐くけど食欲はあるなら大丈夫?
A:元気で食欲があっても、何度も吐くのは体に負担がかかります。
毛玉やフードの問題、消化器トラブルの可能性もあるため、記録を取りつつ受診がおすすめです。
Q3:猫が吐いたあとにご飯をあげるのは問題ない?
A:すぐに食べさせるのは控え、少し時間を空けてから少量ずつ与えましょう。
水分を先に与えて様子を見るのもポイントです。
Q4:猫が毎日吐くけど元気はある…様子見で大丈夫?
A:毎日吐くのは異常のサインです。
元気そうに見えても、慢性的な消化不良や病気の可能性があるため、早めの受診が望ましいです。
Q5:猫が餌をそのまま吐くのはなぜ?
A:未消化でそのまま出てくるのは、胃での消化が進んでいない証拠です。
早食いや胃の運動機能低下、異物による通過障害などが考えられます。
まとめ:猫の食後嘔吐は観察と見極めが大切
猫が食後6時間後に未消化のフードを吐くのは、たまたまではなく体からのサインの可能性があります。
食べ方やフード、体調、環境など、様々な要因が関係しているため、まずは落ち着いて状況を観察することが大切です。
不安なときは自己判断せず、獣医師パパのような専門家に相談して、安心できる選択をしてあげてくださいね。

