
キャットログって便利そうだけど、本当に使いこなせるのかな?

デメリットとか落とし穴があれば、先に知っておきたい…
愛猫のために使うものだからこそ、後悔したくありませんよね。

今回は、こんなお悩みを解決していきます。

こちらのポイントに沿って、お伝えしていきます。

獣医師パパ監修の元、詳しく解説しますので安心して読み進めてくださいね。
キャットログのデメリットは?実際の口コミから検証
キャットログは多機能な猫用スマートデバイスとして注目されていますが、どんな製品にも弱点や向き不向きはあるものです。
ここでは、実際の口コミや体験談をもとに、よく挙げられるデメリットを整理して紹介します。

一緒に学んでいきましょう!
キャットログのデメリット
①首輪を嫌がる猫もいる
- 首輪に慣れていない猫は装着自体を拒否することがある
- 首元に異物感を感じてストレス反応が出る場合がある
- 無理に装着すると行動パターンに影響が出ることもある
首輪に対する許容度は猫によって大きく異なります。
嫌がる子には段階的に慣らしていく必要があり、時間や工夫が必要です。

購入前に、まずは首輪の慣らし期間を作る飼い主さんも多いようです!
キャットログのデメリット
②Wi-Fi・アプリ依存が大きい
- データの記録・閲覧はスマホアプリを介するため操作が必須
- 通信環境が悪いとデータ送信に失敗することがある
- アプリのアップデートで使い勝手が変わることもある
常時通信とアプリ動作が前提になるため、ガジェットに不慣れな方やWi-Fi環境が整っていない家庭にはややハードルが高く感じられることもあります。
キャットログのデメリット
③初期費用と月額が高め
- PendantとBoardを揃えると合計2~3万円以上かかる
- 月額サブスクリプションも必須(無料プランなし)
- 長期間使うと累積コストが大きくなる
便利な一方で、導入・維持にかかるコストは決して安くありません。
愛猫の健康のための投資と考えられるかが判断の分かれ目となります。
キャットログのデメリット
④データの精度に差がある
- 動作認識で「間違った行動」として記録されることがある
- 環境や猫の体格差によって検出精度にバラつきが出やすい
- 特定の行動が正しくカウントされないという報告もある
AIによる行動解析は非常に優秀ですが、完璧ではありません。
目安として活用しつつも、最終的な判断は飼い主の観察力が大切になります。
キャットログのデメリット
⑤多頭飼いでは識別に限界も
- Boardは1台で複数猫の記録が可能だが、誤識別の可能性がある
- 体格や行動パターンが似ている猫だと判別が難しいことも
- 完全な個体識別ができるわけではないため過信は禁物
多頭飼いの場合は、完全自動での精密な管理は難しいと考えておくのが現実的です。
補助的な役割として捉えるのが良いでしょう。
キャットログのメリットや向いている家庭とは?
キャットログはすべての飼い主にとって必要なアイテムではありませんが、ある特定のニーズを持つ家庭にとっては、非常に大きな価値を発揮するツールです。
ここでは、代表的なメリットや、キャットログに向いている家庭についても解説していきます。
メリット①猫の行動を24時間可視化
- 首輪型デバイス「Catlog Pendant」は、猫の食事・睡眠・毛づくろい・歩行などの行動をAIが自動で記録
- 日々のパターンをアプリでグラフ化してくれるため、体調変化の傾向が見やすい
- 飼い主の目が届かない時間帯の行動も確認できるので、不在時の見守りにも有効
→「あのとき、何してたのかな?」という小さな疑問も、データが教えてくれるんです。
忙しくても、そばにいる感覚が持て通知がくるたびに癒されそうですよね。
メリット②排泄や体重の変化を自動で記録
- トイレに設置する「Catlog Board 2」は、排泄の回数・時間・間隔、体重の変動を毎回自動で測定
- 排泄のトラブルや、微妙な体重減少など病気の初期サインを早期に把握できる
- 首輪が苦手な猫でも使用可能
→ 毎日一緒にいると気づけない変化も、キャットログならしっかり記録してくれるから安心です。
毎日の記録は、通院や何かあった際の受診でも大きく役立つでしょう。
メリット③異常があるとスマホに通知が届く
- 行動や排泄に異変があると、スマホアプリにリアルタイムで通知が届く
- 通知は「食事をしていません」「排泄が●時間ありません」など具体的で分かりやすい
- 飼い主が気づく前にキャットログが“気づかせてくれる”存在になる
→ 気づいたらいつもと違った…では遅いんですよね。
キャットログが「ねぇ、ちょっと変だよ」って教えてくれるのは、忙しい毎日を過ごす飼い主にとって非常に心強い存在になることでしょう。
メリット④多頭飼いでも健康管理がしやすい
- 1アカウントで複数の猫を管理でき、行動やトイレのデータも個別に記録
- 6匹目以降は月額料金が無料なので、費用を抑えて管理できる
- 誰がどのトイレを使ったか把握しづらい多頭環境でも体調管理の目安になる
→ 誰がどのトイレ使ったのか分からない…そんなお悩み、実は多いんです。
キャットログは、健康管理の判断が難しい多頭飼いの救世主ですね。
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キャットログはこんな猫や飼い主にぴったり!
- 仕事で留守が多く、愛猫の様子が把握しづらい飼い主
- 高齢猫や持病のある猫と暮らしていて、健康管理を重視したい人
- 排泄トラブルが気になる、もしくは予防したいと考えている方
- 多頭飼いで、トイレの利用状況などが把握しづらい家庭
- 些細な変化にもすぐ気づけるよう、数値で管理したいタイプの飼い主
キャットログは「猫の行動や健康状態を見える化したい」と考える飼い主にとって、非常に心強い味方となります。
特に、排泄や行動変化といった“普段気づきにくい異変”をデータで早期にキャッチできることは、病気の予防や早期対応に大きく貢献します。
また、カメラではわからない行動(毛づくろい、食事、睡眠など)のログが残せるため、在宅時・不在時を問わず安定した見守りが可能なのも嬉しいポイントですね。
キャットログの基本機能や特徴・料金解説
ここでは、Catlogシリーズの具体的な機能、製品の違い、そして料金体系について、最新の公式情報をもとにわかりやすく整理していきます。
2.1. Catlogの基本機能と特徴
| 製品名 | 主な機能 | 使用場所 |
|---|---|---|
| Catlog Pendant | 行動記録、食事・運動量の把握、リアルタイム通知 | 首輪として常時装着 |
| Catlog Board | トイレ使用記録、体重の変化チェック、排泄回数モニター | トイレの下に設置 |
どちらもアプリと連動し、スマホで愛猫の状態を確認できます。
日々の行動変化や健康サインを見逃さずに管理できる点が最大の魅力です。
キャットログの料金体系
キャットログを利用するためには、デバイス本体の購入+月額料金(猫1匹あたり月額980円税込)がかかります。
| 項目 | 内容 | 価格(税込) |
|---|---|---|
| Catlog 2 | 首輪型デバイス(行動記録・通知機能付き)初めての導入におすすめ | 15,180円 |
| Catlog Board 2 | トイレ用デバイス(排泄・体重管理)首輪が苦手な猫向けにも最適 | 19,800円 |
| 月額サブスクリプション(猫様メンバーシップ) | アプリ連携・記録閲覧・健康通知などを利用するための基本プラン1猫ごとに契約が必要 | 980円/月(税込)※6匹目以降は無料 |
| キャンペーン・割引 | 初回登録時やセット購入で最大50%OFFになることあり | 公式サイトで随時案内あり |
このように、Catlogシリーズは「猫の見守り+健康管理」を目的とした機能が非常に充実しており、それぞれのデバイスは目的や猫の性格に応じて選べる柔軟さも魅力です。
料金は決して安くはありませんが、それに見合う機能性を備えていると言えるでしょう。
まとめ:キャットログは愛猫の健康を可視化出来る優れもの
キャットログは、愛猫の健康を数値で可視化できる点が最大の魅力です。
しかし、首輪への違和感、通信環境の制約、そして価格面など、使い始めて初めて気づく“盲点”もあります。
だからこそ、良い点・悪い点の両方を正しく把握し、自分と愛猫の生活スタイルに合うかどうかをじっくり見極めることが大切です。
後悔のない選択ができるよう、この記事が判断材料になれば幸いです。
